ホット・クリーク、Hot Creek

ロサンゼルスから395号線を北上した北カリフォルニアに位置し、”ロサンゼルスの奥座敷”といった感じの町”マンモス・レーク”から20分ほどの”マンモスレーク飛行場;The Mammoth Yosemite Airport (MMH) ”の傍を流れている。

『Trout unlimitedのアメリカ100選』にも選ばれたキャッチ&リリースで有名なスプリング・クリークです。

ちなみにマンモス・レークの周りには30分以内でアクセスできる、Hot Creek、Owens River, Middle Fork of the San Joaquin River の3つの川が『アメリカ100選』に選ばれています。 

Hot Creekは標高は2千100メートルほどの場所にあり、フライフィッシングのみ許された川で、レインボー・トラウトとブラウン・トラウトが釣れます。
最近の調査では、1マイル(1,6km)あたり1万匹近い魚が居るといわれ、フライフィッシャーの腕試しの川として有名です。

川には水草が茂り、フライ(疑似餌)を流す流れは狭く、魚の隠れ場所にどれだけうまくフライを持っていけるかが勝負です。

紳士協定があり、川の中に立ちこんでの釣りはできませんので、ドライフライでのフィッシングには、キャストの正確性が大切です。

ハイシーズンでは、水草の少ないポイントに20m間隔でフライフィッシャーが並ぶほど人気の川です。

『Hot Creekでドライフライで釣れたら、フライフィッシャーとして認められる』とロサンゼルスでは言われているほどです。
実際、ドライ・フィッシングで、1日ロッドを振り続けても1匹も釣れない人もかなり居ます。

*スプリング・クリーク;湧き水の川で、ミネラルを多く含んだ水質なので、水生昆虫の生息条件がよく、有名なのがアイダホのヘンリーズフォーク、カリフォルニアのホットクリーク、日本の忍野桂川、水質に優れ透明度もあり、神経質な釣りになるので、腕の差がはっきり出る。